家族葬の場合、参列者はどこまで呼ぶ？
ささやかな疑問として頭に思い浮かべるのは、家族葬を選んだ際には一体どこまでが呼ぶことのできる参列者の範囲となるかです。
最もポピュラーなのは故人にとっての両親に子供たちや兄弟といった、直系の家族をはじめとした近親者です。
規模がとても小さなお葬式となるのも家族葬ではあるものの、厳しい人数制限で〇人までしか呼んではいけないなどのルールは特に設けていません。
大変幅がありますが、本当に数名程度から30人くらいというのが多くなります。
血のつながりが無ければ参列できないかというとそういうわけでもなく、故人が生前親しくしていた人などは遺族側から来てほしいとお願いをする事もあります。
古くからの友人などはまさにその典型であり、身内のみに限定をされているわけではありません。
親族で近い距離にあるからといって、関係性やあらゆる理由が関わることから、絶対に呼ばないといけないという決まりも無いです。
ですが親しい親族に関しては、あとのことも考えると呼ぶ方がトラブルに繋がりません。
不景気の続く世の中、今注目すべき「家族葬」の費用の相場
一般的な葬儀を行う際、遺体の搬送費や安置費用、火葬料金など、全てを含めると200万円近くかかります。
また葬儀にかかる費用には、参列者の飲食代や返礼品代金なども含まれます。
よって設備利用代だけでなく、参列者が多くなればなるほど予算を高く見積もらなくてはなりません。
しかし「家族葬」にした場合はこれらの出費を大幅に抑えることができるため、不景気が続く現代社会で今注目すべき葬儀方法であるといえます。
一般的にお布施を含めない家族葬の費用の相場は80万円～100万円だと言われています。
これは普通の葬儀に比べると約半分の費用に抑えることができているため、残された家族の金銭的負担を大幅に減らすことができます。
大切な人を亡くした時、家族全員が納得のいくお別れをする為にはそれなりの費用がかかります。
予算の都合上どこかで妥協しなければならないのであれば「家族葬」を視野に入れ、満足のいくお見送りをしましょう。